HRが始まってから数分。私は、つまらなくなり窓の外を見ていた。

「ひまだな~」

そんな事を考えていると、ふと浮かんだ雅斗の顔。

「何考えてるんだろう私///はずかしっ」

それから、またしばらくボーっとしていた。

「っ、、、叶!」

「うわぁ!!」

びっくりして、前を見ると目の前には依沙の顔。

「びっくりさせないでよ~」

「しょうがないでしょ!叶何回呼んでも気付かないんだから」

「ごめんごめん」

軽く謝ってから授業の準備を始めた。

「えっと、、1時間目は・・・ゲッ数学~」

授業はいいとしても、先生がな~。

「あからさまに嫌そうな顔するなよ」

「しょうがないじゃない!龍だって嫌なくせに」

「俺は、先公より授業の方が嫌だ」

「結局、嫌なんじゃない」

「あ~あ、早く部活やりてぇ」

そう言って龍は机に伏せた