さくら色に染まる

~叶side~

走って、家まで帰ってきた。

ガチャ

そのまま、階段を駆け上がる。
親は、結婚記念日だとかで旅行中。
そんなおめでたい時に私の気持ちは最悪。

ガチャ

「はぁ、はぁ・・・っっ。」

苦しい。雅斗の恋だし、応援したい。だけど、心が痛い。
素直に、応援できない。

「雅斗・・・・。」

好き。その気持ちを隠してきた。
やっぱり、応援しなきゃだよね?

「明日から、頑張らなきゃ。気まずくなりたくないし。」