あたしは無力な警察に告げる。



「3年2組の教室に行け。人が死んでる。
そこにあたしからのメッセージがあるから、マスコミに流せ。これ、あたしの遺言。」


警察は明らかに混乱しているようだった。


あたしはどんっと晃穂ちゃんを前に押し出して、じぶんの頭に銃口を突きつけた。


「はやまるな!!」


どこかから声が聞こえる。