折角だからさ。





あたしはみんなのネクタイを外し、それで手を拘束して椅子に座らせた。


最後の1人の手を縛り上げると、空気がだいぶひんやりしてきた。


そろそろか、と思い、口許を覆っていた布をはずす。


「ぷはぁっ」


酸素を肺一杯に吸い込んで、作業を再開する。

棚にあるガムテープでみんなの口を塞ぐ。


余ったガムテープで、足首を椅子の脚に固定していく。