折角だからさ。




全てが鳴り止んだあと、あたしは口許を布でしっかりと覆って鍵をあけた。


ドア付近に散らばる、人。

それらを踏みつけて、中に入る。


ドアの鍵を閉めて、窓を開けた。

ここは4階。

窓からの侵入者はない。