World Walker

しかし、マー君は神ではなかった。

神になった気分だっただけであり、彼の『幻想創造』は、決して全知全能の力ではなかった。

…何故、己の生み出したキャラクターが『己には絶対に逆らわない』などと驕っていたのか。

マー君がかつて想像した中でも1、2を争う存在となったそのキャラクターは、運の悪い事に、マー君がかつて想像した中でも1、2を争う程の『悪』だった。

マー君の意思に背き、マー君に従わず、自分を創造者たるマー君を超越した存在と豪語し、事実マー君の手には負えなかった。