World Walker

と言い掛けて、ルドルフは警戒心丸出しのりせに気付く。

「そんなに怖い顔をするな。こう見えても人間の世界には何度か行った事がある…色々とタメになる経験もしてな…人間を見るなり殺しにかかるような野蛮な悪魔ではないつもりだ」

「そんな事、悪魔のアンタが言っても信用できないわよっ!」

キツイ眼差しでルドルフを睨みつけるりせ。

ルドルフは溜息をつく。

「さっきだってグールの群れから助けてやっただろう?」

「ただの獲物横取りなだけかもしれないじゃない、若い娘はグールに食わせるくらいなら俺が頂く、みたいなさっ!」