「これは私たちの武器よ! 貴方を守るためよ!」
「信じてよ信介!」
お前らが戦闘服と言った制服で押しかけてこられても、不気味なだけで全然説得力がない。
というか……俺はもう駄目なんだ。生き延びるには自らを守護神として信仰する他ないんだ。
――誰だ?
こちらの状況を一点に見詰める視線。警報探知機の用にその目線を探り当て、一心不乱に見返した。
そこに立っていたのはフードを被った男――関羽だった。口角を上げ、薄い唇がゆっくりと動く。
――エ・ビ・ル。
「信じてよ信介!」
お前らが戦闘服と言った制服で押しかけてこられても、不気味なだけで全然説得力がない。
というか……俺はもう駄目なんだ。生き延びるには自らを守護神として信仰する他ないんだ。
――誰だ?
こちらの状況を一点に見詰める視線。警報探知機の用にその目線を探り当て、一心不乱に見返した。
そこに立っていたのはフードを被った男――関羽だった。口角を上げ、薄い唇がゆっくりと動く。
――エ・ビ・ル。


