俺の体は大きいから、人とぶつかる面積も広く、衝撃も多い。
だが大きい分、霙を守れる強い盾にもなれる。
「ちょ、あんた、なにやってるのよ!」
壁に霙を押し付け、庇うように波に背を向けた。荒い波はいつまでも続くわけがない。
雨の日や晴れの日もあるように、穏やかな時が絶対に訪れる。強烈な返し波を、短い時間で読もうとした。
「今だ、霙! 一気に舞台に行くぞ!」
「わ、分かったわ……ありがとう」
小声の霙も気になったが、今はそれどころじゃない。兄貴が第一優先だった。
「秋雄! どこだ! 大丈夫か!」
だが大きい分、霙を守れる強い盾にもなれる。
「ちょ、あんた、なにやってるのよ!」
壁に霙を押し付け、庇うように波に背を向けた。荒い波はいつまでも続くわけがない。
雨の日や晴れの日もあるように、穏やかな時が絶対に訪れる。強烈な返し波を、短い時間で読もうとした。
「今だ、霙! 一気に舞台に行くぞ!」
「わ、分かったわ……ありがとう」
小声の霙も気になったが、今はそれどころじゃない。兄貴が第一優先だった。
「秋雄! どこだ! 大丈夫か!」


