復讐ストーカーゲーム1

「それはおめでたいこと続きですねぇ! 幸運の女神が貴方に微笑むのも頷けます! 最後にお名前をお聞かせ願えますか?」


「……なんだか恥ずかしいですね。竹下です、竹下秋雄です」


秋雄は後頭部をボリボリと掻き、司会者から目録を受け取った。


「それでは竹下秋雄さんに今一度、盛大の拍手をお送りく下さいませ!!!! 

おや? どうしたんだ!」


場内の大きな拍手が、ざわめきと動揺に一変した。司会者が秋雄の名前を呼び上げると、照明が一斉に消えてしまったのだ。


停電か? ……いや、まさかとは思うけど――。


「……おい双子、ちょっと様子が変だよな?」