復讐ストーカーゲーム1

「分かりました。ささっと行きましょう!」


言い終わらないうちに、絵恋は小走りに一人で先に行ってしまった。


「絵恋は好きなものになると、まっしぐらになるタイプなんだ。ごめんな、信介」


「いや……いいけど」


――今はお前の方が心配だからな。


「絵恋が迷子になったら大変だ。追っかけるぞ」


「おう……」


廊下を真っ直ぐに走り、突き当たりで右に曲がった絵恋さんは、そこで姿が見えなくなってしまった。


慌てて俺たちは追いかけると、入り口は人集りになっている。流石、人気バラエティー番組のコーナーだ。一番の混みようだった。