復讐ストーカーゲーム1

 霙が携帯をこちらに見せ、左右に揺らしている。悪戯っこのように、企んだ八重歯を見せていた。


「そこのSっこ! や、やってやろうじゃないか!」


霙は両目を瞑り、舌を長くだした。それから二人は俺の左右に立ち、腕を回して引っ張っていった。


――あ、あれ? ちょっとだけいい気分。両手に花? ……いっ、いかん! あいつらの色香に誤魔化されてはならん!


いくらでも打っ放して、いくつでも落としてやる! ……ん、でも射的なんて何年振りのことだ? 


何発も打てば、どうにかなるか……。