復讐ストーカーゲーム1

「とにかく。この前といい、今度といい……貴方。はっきり言ってターゲットに近づき過ぎじゃない? それを言いたかったのよ」


霰の方が冷静に問い質す。俺の個人情報もある意味、晒すことになるがこの場合仕方が無い。


「お前らに頼みがある……」


「はぁ? ふざけるんじゃないわよ! どうせ借金があるとかそんなんでしょう!」


後ろに隠れていた霙が霰の横に並んだ。二人とも瓜二つだったが、表情がてんでバラバラだった。


――借金があるのはご名答だが、そんなんじゃないんだ。俺は。


「お前ら、ターゲットにしているのは女の敵のみだろう? なんで、この場に現れたんだ? あいつは女に怨まれるようなやつじゃない!」