復讐ストーカーゲーム1

「ああ……」


秋雄は呟くと、隣にいた双子のビジュアルをちらみした。その後、俺の顔をマジマジと見つめ、思いっきり溜め息を吐き、また射的に体を向きなおした。


――おいおい、今の大きな溜め息はなんですか? ふんっ、見てろよって?


「おい姉ちゃんたち。ちょっとだけ、こっちに来い!」


「なにをするのよ!」


「こら、でぶ! 腕を掴むな!」


俺は二人の間に割り込み、力付くで腕を引っ張った。祭囃子の音楽が遠ざかる。


――ここなら、まだ人が少ないかな?


飲食街や遊び場と真逆の少しだけ離れた広場の影に出た。