復讐ストーカーゲーム1

「これさ、腕を長く伸ばすのコツなんだぜ! こんなにピストルを突きつけても、なかなか落ちないのが射的なんだよな」


「兄ちゃん、その線から出なければオッケー! どんどん打っちゃいな」


ねじり鉢巻を巻いている、店の親父の言葉を聞いて、秋雄は赤い布が敷かれているカウンターへ益々身を乗り出した。上半身は完全に乗っている。


「大人気ないぜ、兄貴! 恥ずかしい!」


そんな俺の声を無視し、トリガーを次々と引いていく。パンッ! と間の抜けた音が小型犬のぬいぐるみを狙っていた。


だが、微妙に右側が奥へ動いただけで、まだまだ落ちる気配はなかった。


「おじさん、私たちにも2回分頂戴」