復讐ストーカーゲーム1

 それから俺たちは、特に重要な会話をすることもなく、しょうもない世間話で時を刻んだ。


露天風呂で空を遠く見上げてみたり、サウナに入れば熱気ムンムンの蒸気で、滝のように汗を流していた。


湯船の数が意外と豊富だったので、1時間はあっという間だった。約束の時間になり、浴衣に身を纏い、待ち合わせの出口に向かった。


「秋雄さん、信介さん、意外と遅かったわね。男の人は、お風呂が早いと思って少し早く出ちゃったかな。うふふっ」


更に、肌に磨きをかけた絵恋さんがベンチに腰を掛けていた。髪を持ち上げ、いつも見る絵恋さんとは一味も二味も違った。


「悪い絵恋! でもそんなに待っていないだろう? こっちは二人だし、多めに見ろよ。次はどこに行く?」