お互いの脂肪にゲンナリした俺達は、それから他愛もない会話をしながら、駅に向かった。張飛が買って来た食べ物は、そっと袋ごと手渡され、お礼だと言っていた。
笑みがこぼれ、満足して二人は帰宅したのに、次の日になると状況が変わっていた。
ハッピーな張飛とジムで待ち合わせの約束なんだが、スポーティーな格好の俺を見つけると、血相を変えて走ってきた。幸せとは程遠い顔だ。
「大変よ!」
「なんですか? どうしたんですか? 情報も告げたし、しばらくは痩せながら、ゆったりとやりましょうよ?」
「ち、違ったのよ。私ほら、自分で言うのもなんだけど、サボり癖って酷いじゃない?
情報を通知しないとやばいですよという死のメールが一度届くと、1通知、2度目は2通知と増えていくみたいなの……」
笑みがこぼれ、満足して二人は帰宅したのに、次の日になると状況が変わっていた。
ハッピーな張飛とジムで待ち合わせの約束なんだが、スポーティーな格好の俺を見つけると、血相を変えて走ってきた。幸せとは程遠い顔だ。
「大変よ!」
「なんですか? どうしたんですか? 情報も告げたし、しばらくは痩せながら、ゆったりとやりましょうよ?」
「ち、違ったのよ。私ほら、自分で言うのもなんだけど、サボり癖って酷いじゃない?
情報を通知しないとやばいですよという死のメールが一度届くと、1通知、2度目は2通知と増えていくみたいなの……」


