復讐ストーカーゲーム1

 張飛。もう一人の女性は、紅葉の本命……ひろみさんですね。これはヤバイ事になりそうだ!」


「しゅ、修羅場なのね」


俺たちは顔を見合わせ、唾を飲み込んだ。


――瑠璃どうしてここに? 不知火、お前が皆を連れて来たのか? どいういうつもりだ。


――紅葉。お前が言ったんじゃないか? 瑠璃をくれてやると。そんな風に言われなくても、俺は献身的に尽くす瑠璃が好きだった……忘れさせるためにここに連れて来たのさ。


――親友に裏切られるとはなぁ。椿さん、すみません。こいつら何も分かっていないんです。


紅葉は悪びれることもなく、堂々とした口調で言った。


――紅葉さん、私は瑠璃さんの存在すら知らなかった……結婚まで考えていると言っていたじゃない!