復讐ストーカーゲーム1

「レシーブ丸にイヤホンを装備します」


「凄いわねぇ。とうとう私の前で使う時が来たのね……どうする? ビール飲む?」


「止めてくださいよ、俺は結構です。飲むんなら勝手にどうぞ」


イヤホンを装着した片耳に注意力を傾ける。ノイズは入らずクリアだった。


紅葉の声は聞こえるが、近くを歩き回る足音の方が大きく、所々に邪魔が入った。


「じゃあ遠慮なく。焼き鳥と唐揚げ、枝豆、イカ焼き、おにぎりやパンもあるから……で、どう? 何が聞こえるの?」


――椿さんは、とても美人だし話も面白い! さぞかし旦那さんに可愛がられているんでしょう?


どうやら口説き中のようだ。