復讐ストーカーゲーム1

「そうなんですか! 参ったなぁ、美男子なんて! そういう話でしたらどうぞ、どうぞ」


「あ、ありがとうございます。ではちょっと失礼」


――はぁ~危なかった。第一関門クリアだ。俺の話術に掛かったら、ちょろいもんよ。さくさくっと紅葉を探すぞー! 


そうでなくっても、このファンブレは高性能で音声もクリア。近くに置けば、全てオッケーさ!


店の奥へ入ると、真っ直ぐ伸びる通路をメインに両脇がテーブル席になっていた。


一つ一つ個室のようになっているが、ドアがあるわけでもなく、豪華な漆塗りの赤と金色の椿の模様の柵で簡単に仕切ってあるだけだった。したがって中は丸見えだ。


――通路の一番奥がトイレか。


トイレに行く振りをし、歩き出した。