復讐ストーカーゲーム1

「さてと、私はスイミングの方へ移動するわね。暫く一人にしておいて。少しリラックスしたいの……」


「ええ。分かりました。それでは17時にお待ちしていますので」


エアロバイクから降りた椿は、タオルで首筋の汗を拭き、振り返らずそのまま自動ドアの方へ歩いた。


紅葉は椿の背中をじっと色っぽい眼で見送り、姿が消えた途端にスッと下種な微笑みを浮かべた。


そしてペダルをゆっくりと漕ぎ始め、上の空になった。


――デートプランでも考えているのか?


「よっ! 紅葉じゃん。久しぶり!」


張飛の口がまた動く。


――きゃあ、イ・ケ・メ・ン? 何だって!?