復讐ストーカーゲーム1

「やっぱり顔の良い男って、口もお上手なのね」


「わーい。褒められちゃった。俺って顔が良かったんだ?」


――紅葉って、なんだか腹が立つなぁ。ああ苛々する!


ペダルを漕ぐスピードがまた上がった。張飛の口がまた無言で動く。


――な・が・の? ええい! うるさい!


「貴方って図太いのね。分かったわ。今夜は付き合ってあげる。17時にロビーで待ち合わせをしましょう」


椿は溜め息交じりで答え、諦めて決心したようだった。


――つ、椿さんが食われちまう!?


「本当に? ここのジムに通ってて良かったな。神様は俺に味方だ!」