復讐ストーカーゲーム1

 ペダルにストレスをぶつけるかのように物凄いスピードで漕いだ。


――俺だって! 俺だって痩せればお前なんか!


「ラララ~ん!? どうしたのキョチョ! 凄みのある速さねぇ! もう山梨まで行っているじゃないの!」


「俺だってやれば出来るんですよ」


余裕の微笑みを張飛に向けながら、紅葉たちの会話を単語一つも抜けないように、耳をこっそりと傾ける。


「帰る時間を聞いてどうするの?」


「勿論、夕食へのお誘いですよ。綺麗な女性を目の前にして、口説かない男がどこにいます?」


「五十嵐さんって、いつも強気なのね」