復讐ストーカーゲーム1

 なんて言ったら良いか分からなかった。混乱し両手の平で顔を隠し俯いた。


「あんた真性の馬鹿? ターゲットに殺されそうになったのに、なにを落ち込むことがあるよ」


「えっ……殺すって?」


両手をパッと顔から離し、見たくもないシスターに思わず視線を移した。


「お肉。なぜサイトを裏切った人間に制裁を下さなかった? Hideの刑は賞金は倍だし、後処理はサイトの人間がしてくれる。一番美味しいプランよ? 貴方馬鹿だわ」


「嫁さんの友達を手にかけるなんて、俺には出来ませんよ」


目の前の風景に視線を移動させたが、横でぐちゃぐちゃとローストビーフを食べる音が耳障りだった。