張飛と俺は、ある意味同類だ。


理不尽に虐められる者……その延長線上にあるのがあのサイトかも知れない。そんなことを、ふと思った。


「張飛さん。俺も信用できる友達なんていなかったんだ……これ飲んで落ち着いて下さい」


背中を擦りながらグラスを差し出すと、涙を零しながら飲み干した。


「良い飲みっぷりですね! 張飛さん。俺たち、きっと親友になれますよ! 貸して下さい。お酒作りますね」


「ありがとう、本当にありがとう……!」


張飛は今に至るまで、溜まりに溜まった思いを吐き出した。そして俺も鬱積した感情を語った。