復讐ストーカーゲーム1

「受話器を貸して下さい。はい、はい、早く来て下さいね!」


電話を切り、元の位置へに戻した。すぐに戸棚を探り、救急箱を探し始めた。


「見ず知らずの方に、本当にありがとう、ううう……」


「無理に喋らないで下さい! あったあった! 骨が折れているようなので添え木の変わりになるもの……

ダンボールとか――これでいい! 新聞紙にしよう! ちょっと待ってて下さいね。布巾でまず拭かなくっちゃ!」


睦美の側に箱を一旦置き、水道へと向かった。布巾の場所は分かっていたのでスムーズに冷やし、念の為にグラスに水も注いでおいた。


咽も渇いているかも知れないしな。


傍らで、三口仮面の存在も意識していた。


回収しなくては……。