「そこの一番下の戸棚に……」
「分かりました。えっと、このコードレスフォンお借りします。救急車を呼びますね」
睦美は目を瞑り呻き声を上げている。急いで電話機を取り、プッシュボタン119を押した。コールする音に緊張が解け、心拍数がだんだんと休まった。
「あ、もしもし。え、はい。女性の指が折れ、倒れているんです。早く来てください! え、住所? ちょっと待って!
すみません、口元に受話器を当てているので住所を言って下さい」
自分で聞いて伝えるとなると2度手間になる。苦しそうな所悪いが、そっと押し当てた。
「新宿区大久保……」
眉間にしわを寄せ、辛そうだったが伝わったようだ。
「分かりました。えっと、このコードレスフォンお借りします。救急車を呼びますね」
睦美は目を瞑り呻き声を上げている。急いで電話機を取り、プッシュボタン119を押した。コールする音に緊張が解け、心拍数がだんだんと休まった。
「あ、もしもし。え、はい。女性の指が折れ、倒れているんです。早く来てください! え、住所? ちょっと待って!
すみません、口元に受話器を当てているので住所を言って下さい」
自分で聞いて伝えるとなると2度手間になる。苦しそうな所悪いが、そっと押し当てた。
「新宿区大久保……」
眉間にしわを寄せ、辛そうだったが伝わったようだ。


