復讐ストーカーゲーム1

 外に出ると相変わらず、歩道は混み合っていた。


この時間帯からは美味しい夕食を求め、徘徊する若者やOL、サラリーマンも増えてくる。


重蔵は今日の成績発表でもしているんだろうか? 自宅に帰ってくる前に待機しておきたいな。


スーパーから近い、睦美の家へと早めに歩いた。


この前は夜遅くだったから、受信機が目立ったなかったけど、そっちにも気を使わないと。


色々な思いを巡らし、テクテクと歩くと鮮明に記憶が蘇る、あの家に着いた。


背負っているリュックを肩からずらし、盗聴の準備をした。決してやましい気持ちではない。無事を確かめるだけだ。