復讐ストーカーゲーム1

 女はストローを銜え、上目遣いに重蔵を見た。


冷たい飲み物を口に含み、冷静さを保っているようにも見えた。


「それは前から言ってる話じゃないか! ちゃんと婚姻届も書いているだろう? ただ、子供が気になるんだ……それだけだ」


「また? 子供と私どっちを取るの? そんなことを言っていたら、いつまで経っても結婚出来ないわ? 

子供をダシにして、貴方が別れたくないんじゃないの」


女はむくれ顔になり、アイスコーヒーを突き返した。


「違うって言っているだろう! 機会をうかがっているだけだ」


「だったら、せめてその書類を完成させてよ。それからタイミングを見計らえば良いじゃない」