復讐ストーカーゲーム1

「お疲れ。なにか食べるか?」


「ううん、要らないよ。すぐに戻らなきゃいけないし、貴方と少しでも話せるだけで私は元気が出るから大丈夫。

……ねぇ、今日こそ、それ。書いて貰ってよ。私とずっと一緒に居たくないの? 婚姻届は記入済みなのに、おかしな話じゃない?」


えびす顔だった重蔵は嘘のように曇り、立ち上がった。


「俺、ドリンクバーを頼んでいるんだ。なにか作ってくるよ、何飲む?」


「……じゃあ、アイスコーヒー」


「分かった」


暗くなった重蔵の表情に、女も不安の色を見せた。用紙を見つめ、憂鬱そうにしている。


「はい、どうぞ」


「……ありがとう。結婚するんだよね? 私と」