復讐ストーカーゲーム1

 鉄板にじゅーうと焼ける肉の香ばしい匂い。重蔵のテーブルには分厚いステーキが並べられた。


――ちくしょうー! あいつばっかり良い思いをして! あのステーキ1枚分とハンバーグ3枚分、そんなに値段が変わらないんだからなぁ!


自分のテーブルにも料理が運ばれ、一切れ大きく刻んでは口に運ぶ。柔らかなお肉でデミグラスソースが最高だった。


美味しいじゃないか! この分を絶対取り戻してやる! あいつから目を離すもんか!


重蔵がゆっくりと肉を切る。美味しそうに口へと頬張る。


俺は素早く大きめにハンバーグを切り、どんどん口内へと放り込んだ。


昼間っから豪勢な物を食べられるんだからなぁ……夕食がインスタントラーメンじゃ、怒るのも分る気もするが――。


睦美さんは、ちゃんと食べているかなぁ。