復讐ストーカーゲーム1

「チッ!」


財布の中身を見た重蔵は、大きな舌打ちをし台を叩いた。どうやら使える金はつきたようだ。


こいつ、これからどうするんだ?


ポケットに両手を突っ込み立ち上がった重蔵は、再度隣のおっさんを睨み付け入り口の方へと歩いて行く。


おっと、距離を保ってついて行くか。


作業服で堂々と練り歩く重蔵は真っ直ぐ大久保駅に向かった。


どこへ行くんだ? やべ! いくらの切符を買うんだ? 


間隔を開けたかったが仕方なく背後にピタリと並び、後ろから肩越しにコッソリと覗いた。


130円? まさか秋葉原じゃないよな……。