復讐ストーカーゲーム1

 取り合えず立ち止まった自動販売機の前で、コーラを購入した。蓋を開け一口飲む。シュワァーと弾ける炭酸が咽越しを冷たく楽しませた。


――まあ、フロアを回っていればすぐに見つかるだろう。


この店は1階建てで、その分フロアを大きくしたような店舗だった。


いいねぇー。隅には読書スペースもあるじゃないか。これはホットドックやカップラーメンの自動販売機? 色々あるねぇー!


ああ! あれは! マジで?


無意識に思わず駆け出していた。


「あ、あのう。そのアイスコーヒーを下さい……」


「はぁい。かしこまりましたぁ~!」


俺を知らずに走らせたのは、ワゴンで飲み物を販売するピンクのメイド服の女だった。