復讐ストーカーゲーム1

 苺のキャラクターのマスコットを手に取り、指先で転がし可愛がった。


――明日からはどうやって、会えばいいのかな? あの店はマズイ。店長の頭がいかれてるから、面と向かって挑むのは、流石に気が引ける。


苺専用のご主人様が現れないなんて、きっと凄く寂しがっているんだろうな。


出勤前あたりに、駅前で待ち伏せしていれば喜ぶかな?


今度会えるのは店の外だ。誰にも邪魔されず、個人情報が聞きだせる……楽しみだ。


「信ちゃん、お父さん帰ってきたから御飯にするわよー!」