復讐ストーカーゲーム1

 ――え! ちょっと、どういう意味? ……俺のこと? こんなイケメンを捕まえて――ぬ、ぬいぐるみ? いいよ、もう!


電源を思わず強く押した。イヤホンも乱暴に取り外し、リュックに押し込む。


夜空をふと見上げると、お腹がぐぅ~と音を立て、また刺激した。


しかし、腹減ったなぁ~……明日また、出直そう。


――睦美さんも俺のことを、なんかのキャラクターだと思ってるのかなぁ?


夜の暗い道を寂しく歩き、ぼんやりとした。