復讐ストーカーゲーム1

 冷蔵庫を開け、生クリームがたっぷり入ったプリンを手に取る。


親父は21時前後に帰ってくる。それではやはり小腹が空いてしまう。お袋も摘み食いでもしてるんだろう。俺とお袋のこの腹は、親父と秋雄の責任だ。


プリンを一つ、一分もかからず平らげ、床へと放り投げた。


この6畳間は、飲み干したペットボトルやいつ捨てたか分からないお菓子の袋、ゴミ意外はシンプルな部屋だ。


小型の窓にパソコン、小さな机、冷蔵庫に、白い布団。乱雑している雑誌、殆ど占領しているのは、どこからでも手が届く、苺のグッズばかりだった。