復讐ストーカーゲーム1

「もう伸びちゃってるわね……片付けないと――痛たたた!」


ソファーから腰を上げようとした睦美は、顔を歪め腰をまた下ろした。


「俺が運びます。座ってて下さい。打撲かなぁ?」


「ご、ごめんなさい……大丈夫、ラーメンを食べるから。お恥ずかしながら家には、食べ物がなくって――調味料は揃っているんですけどね。笑える話じゃないわよね」


睦美は肩を指先を、プルプルと震わせた。


この人は、いつもこんな感じで、プライドを傷つけられてきたのかな……。


「ある物でなにか作りましょうか? ちょっと台所をお借りしますね。布巾で痛めた場所をちゃんと冷やして下さいね」


「そ、そんな見ず知らずの人に悪いわ……それに家には、昨日の残りの御飯が釜に少しと、ラーメンに入れる卵くらいしかないの」