――軽い。
思わず睦美を持ち上げた。初めてだった。お姫様抱っこというやつは。
初めての経験が主婦で、老婆みたいな女だとはなぁ……ちょっと、がっくり。でも、こんな所へ寝かせておけない。
そのまま抱きかかえ、玄関に入り込んだ。
住まいというのは独特な匂いがするものだが、饐えた臭いがする住居は初めてだった。
――おいおい。埃っぽいし、掃除してるのかよ……。
開いていた窓の風に、誘われるようにリビングへと足を運ぶ。
ざっと見て、8畳ってとこか。十分な広さじゃないか。
思わず睦美を持ち上げた。初めてだった。お姫様抱っこというやつは。
初めての経験が主婦で、老婆みたいな女だとはなぁ……ちょっと、がっくり。でも、こんな所へ寝かせておけない。
そのまま抱きかかえ、玄関に入り込んだ。
住まいというのは独特な匂いがするものだが、饐えた臭いがする住居は初めてだった。
――おいおい。埃っぽいし、掃除してるのかよ……。
開いていた窓の風に、誘われるようにリビングへと足を運ぶ。
ざっと見て、8畳ってとこか。十分な広さじゃないか。


