復讐ストーカーゲーム1

 俺は一先ず、自宅まで追うことにした。次に見張る時に迷子になっては困るからだ。


――俺って意外と方向音痴なんだよね。てへっ!


つーか、跡をつけるのは良いが、これじゃすぐに追いついちまうよ……


間隔をあけ着いて行くが、睦美は片足を引き摺っていたので、油断すると容易く距離が縮まった。


右手には白いビニール袋をぶら提げ、左足はコンクリートをズリズリと滑らし、痛々しかった。


慌てて足を止め、また距離を置く。


――これじゃあ、今度からは自宅を見張ったほうが早いなぁ……しかも袋の中身が透けて見えちゃっているけど、ラーメン2袋って、一体どうなってんだ?