「合計920円になります」
ぼんやりとしていた脳裏が、店員の声で我に返る。慌てて財布から千円札を取り出した。お釣りを受け取り、ビニール袋に詰め込むために、籠を移動させる。
――前歯だけじゃなく、なんだよあの顔のシワ……とんでもなく老け顔だぜ!
重蔵よりも睦美に関心を持った。あの女に、なにが起きているのかを確かめたくなった。
この沸き立つ感情は、なんだろう……?
見たくないのに、もっと見たい。決して開けてはいけない箱を、撫でているかのようだ。
――取りあえず、バイトが終わるまでスーパーを見張るとするか。
ちっ、仕方ない。立ち食い弁当だな。思い出したら、は、腹へったぁ……。
ぼんやりとしていた脳裏が、店員の声で我に返る。慌てて財布から千円札を取り出した。お釣りを受け取り、ビニール袋に詰め込むために、籠を移動させる。
――前歯だけじゃなく、なんだよあの顔のシワ……とんでもなく老け顔だぜ!
重蔵よりも睦美に関心を持った。あの女に、なにが起きているのかを確かめたくなった。
この沸き立つ感情は、なんだろう……?
見たくないのに、もっと見たい。決して開けてはいけない箱を、撫でているかのようだ。
――取りあえず、バイトが終わるまでスーパーを見張るとするか。
ちっ、仕方ない。立ち食い弁当だな。思い出したら、は、腹へったぁ……。


