――妻は34歳だったよな!?
老婆の後ろをスッと通る。30代前半とは、とても思えない白い髪。ガリガリとやせ細った小さな体、丸い猫背……完全に想像とは違った。
棒のような細い腕が、飴袋の賞味期限を確かめ、前後を入れ替えている。
品だしを早く終えなくては。という意識のせいなのか、辺りの様子は全然気になっていないようだ。目線は真っ直ぐ、飴袋へと集中している。
少しだけ離れて立ち、チョコレートを見ている振りをした。
雰囲気が異様だった。骨と皮だけのような色白の細い腕。動脈まで透けて見える。
肌はカサつき、若いオイルのようなモノが、一切無かった。
老婆の後ろをスッと通る。30代前半とは、とても思えない白い髪。ガリガリとやせ細った小さな体、丸い猫背……完全に想像とは違った。
棒のような細い腕が、飴袋の賞味期限を確かめ、前後を入れ替えている。
品だしを早く終えなくては。という意識のせいなのか、辺りの様子は全然気になっていないようだ。目線は真っ直ぐ、飴袋へと集中している。
少しだけ離れて立ち、チョコレートを見ている振りをした。
雰囲気が異様だった。骨と皮だけのような色白の細い腕。動脈まで透けて見える。
肌はカサつき、若いオイルのようなモノが、一切無かった。


