復讐ストーカーゲーム1

怒りの炎を胸に抱き、フラフラと自宅を目指し、町並みを歩く。空はやや赤く、夕焼けに差し掛かっていた。


だが流石電気街。人々はまだ、わんさかとアスファルトを歩いている。擦れ違う女たちの横顔をチラ見した。苺に勝るタイプの子はいなかった。


やはり俺の愛した女。店長を殴り倒し、あの腐った店から救い出さなくては。


なんなら、うちでメイドの格好をすればいい……生活費は全て持つ。それが主人の役目だもんな? 俺専用のリアルメイドだ。


そうだ。一番良いのは俺様の妻になればいいのに……取り合えず家に帰り、腹ごしらえをしてから親父に相談をしてみよう。