階段の壁面に寄り掛り、携帯のモニター画面を夢中で操作していると、秋雄の肩に半身を預けた絵恋がやってきた。
その気配に気づき、携帯を閉じ、ポケットへと忍ばせた。絵恋はぐったりと、真っ赤な顔をしている。
「どうしたの、絵恋さん?」
「ちょっと飲み過ぎたみたいだ。今日は家に泊める。お前が、強引に勧めるからだぞ」
――んな、無茶苦茶な!
引き摺られるように階段を上る絵恋の後姿と、秋雄を見送り溜息を吐いた。
――あの位置が秋雄じゃなく、抱きしめるのが俺だったらなぁ……
「信ちゃん、信ちゃん、早くこっちへ来なさいな。遠慮して、お料理をあまり食べてないでしょう?」
その気配に気づき、携帯を閉じ、ポケットへと忍ばせた。絵恋はぐったりと、真っ赤な顔をしている。
「どうしたの、絵恋さん?」
「ちょっと飲み過ぎたみたいだ。今日は家に泊める。お前が、強引に勧めるからだぞ」
――んな、無茶苦茶な!
引き摺られるように階段を上る絵恋の後姿と、秋雄を見送り溜息を吐いた。
――あの位置が秋雄じゃなく、抱きしめるのが俺だったらなぁ……
「信ちゃん、信ちゃん、早くこっちへ来なさいな。遠慮して、お料理をあまり食べてないでしょう?」


