復讐ストーカーゲーム1

 酔いに任せて思い切って聞いてみる。


絵恋に、ガーネットのようなシャトーのワインを、急かすように継ぎ足した。


「信介さん、こんなに飲んだらダウンしちゃいます……

親友で有沙という同級生がいるんですけど、お付き合いしている人が今はいないので、お勧めですわ。式の時に、ご紹介致しますね」


「ほ、本当に! 絵恋さん、君に出会えて良かった! 見た目もそうだけど、心も女神のようだね!」


ドサクサに紛れ、絵恋の両手を握り締めた。


「触るなコラ! 絵恋、嫌だったら、ちゃんと断らなきゃ駄目だぞ?」


「分かっています。嫌じゃないわ? 大丈夫」


「秋雄、余計な事を言うなよな……」


――トルルルル……
――トルルルル……


言い掛けた途中に、ポケットの携帯が震える。突然の振動にピクリとなった。