復讐ストーカーゲーム1

「ありがとう」


グッと一気に飲み干した。いつまでも、俺に気を使ってくれよ。絵恋さん……


「式は秋雄に全て任せる。家の事は気にせんで良い。好きにやりなさい」


「サンキュー親父! そうだ高級ワインをもう一本買ってあるんだよ。飲む? お袋、冷蔵庫からシャトーを取ってきてくれよ」


「はいはい、グラスも用意するわね」


「げんきんだな、秋雄は。はははっ!」


――先に出せよな? 腹が水分で、たるんたるんなんですけど。


ボトルから、ポンッと勢い良く音を奏で、飛び出したコルクからは良い香りが漂った。


「絵恋さん、俺……実は彼女がいないんですけど、彼氏がいないお友達――式に来たりしますか?」


「おいおい、信介。ちゃっかりしてるなぁ~」