復讐ストーカーゲーム1

 ――いよいよだ。


常に表示されているリンク、『ターゲット情報・入力』をクリックした。


指先は怯えながらも、今まで見た事もない経験に、ワクワクしている自分がいた。


これからは足の爪先から頭の天辺まで、黒という黒に、悪という悪に染まろうとしているのに、なんて人間は身勝手なんだろうか。


所詮金の為なら、人はどんな化身にでもなれるのだろうか? 


いや、たったクリック一つ。罪の意識が軽いだけか……。


映し出されたトップページにはターゲット情報が載っていた。


「な! なんだって!」