復讐ストーカーゲーム1

「……? 遺族の方がお持ちですよ。聞いてみたらいかがですが? 

砕かれた腕に嵌ってた指輪なんですよあれ。

傷も付いてますし、血痕も大分浴びていたんで、諦めたほうが良いとは思いますけどね。

親御さんが自殺する子じゃないと言い張ってましてねぇー

なにかお気づきのことがありましたら、情報をお待ちしております。では今日はこれで。ご協力ありがとうございました」


刑事2人は頭を軽く下げ、玄関の扉を閉めた。


考えてみると俺は、苺のことをネットのプロフィールでしか知らなかった。


どこ住んでるのか、家族構成、長女か次女かも知らなかった……でもこれだけは言える。