復讐ストーカーゲーム1

「松田さん、少し休憩して落ち着こう。ほら、行こう」


ここにしゃがみ込まれても、商売の邪魔になるだけだ。腕を無理やり引っ張り、立ち上がらせた。


東野の背後を通り、ごめんというポーズを手の平で合図した。まだ混み始めたばかりだ。ベテランの東野なら大丈夫だろう。


扉を開き、パイプ椅子に松田を座らせた。俯いて、まだ体が震えているようだ。


コップを手に取り、水を入れ、差し出した。


「飲みなよ。少しは落ち着くと思うからさ」


「……いらないわ」


「じゃあ、深呼吸はどうかな? 凄くリラックスできると思うよ」


松田は俯いたままだった。正直、だんだんとわずらわしく困ってきた。


――こうなったのは、自分のせいだろうが。