「松田さん、少し休憩して落ち着こう。ほら、行こう」
ここにしゃがみ込まれても、商売の邪魔になるだけだ。腕を無理やり引っ張り、立ち上がらせた。
東野の背後を通り、ごめんというポーズを手の平で合図した。まだ混み始めたばかりだ。ベテランの東野なら大丈夫だろう。
扉を開き、パイプ椅子に松田を座らせた。俯いて、まだ体が震えているようだ。
コップを手に取り、水を入れ、差し出した。
「飲みなよ。少しは落ち着くと思うからさ」
「……いらないわ」
「じゃあ、深呼吸はどうかな? 凄くリラックスできると思うよ」
松田は俯いたままだった。正直、だんだんとわずらわしく困ってきた。
――こうなったのは、自分のせいだろうが。
ここにしゃがみ込まれても、商売の邪魔になるだけだ。腕を無理やり引っ張り、立ち上がらせた。
東野の背後を通り、ごめんというポーズを手の平で合図した。まだ混み始めたばかりだ。ベテランの東野なら大丈夫だろう。
扉を開き、パイプ椅子に松田を座らせた。俯いて、まだ体が震えているようだ。
コップを手に取り、水を入れ、差し出した。
「飲みなよ。少しは落ち着くと思うからさ」
「……いらないわ」
「じゃあ、深呼吸はどうかな? 凄くリラックスできると思うよ」
松田は俯いたままだった。正直、だんだんとわずらわしく困ってきた。
――こうなったのは、自分のせいだろうが。


