復讐ストーカーゲーム1

「姉ちゃん、その雑誌も取ってくれ。一番下のそれ」


「分かりました」


嫌々、松田さんは前屈みになっている。男は、いやらしい表情を浮かべ、視線は舐め回すように下のほうへと向いている。


――あ! ぴっちりとしたタイトスカートから、パンツが丸見えじゃないか……まったく、仕事場にあんな服で来るからだ。


あの怖そうな男に止めなさいとは言えないし、問題は起こしたくないし――そもそも、あんな格好をしてくるからいけないんだよな。


声を低く、東野は耳打ちをしてきた。


「どうする、竹下君。助けられるかい?」


「ひ、東野さん、悪いですけど品だしの方をお願いします。レジでタイミングを見計らってみます」


東野は静かに、イソイソと弁当コーナーへ向かった。