「莉園~、椿く~ん、夕飯できたわよ~」 一階からお母さんの声がきこえる。 「莉園、階段おりれるか?」 「このくらい大丈夫だもんッ!」 強がって、一段おりてみたけど足に激痛が走る。 「~~~~~~~ッ!」 「ほら、やっぱ、おりられねーんだろ?」 「え.....大丈夫.....」 椿くんは、私を軽々だきあげた。